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音楽製作したり音楽活動したりしております。

TECHNO+POP+DUBのスタイルでソロ活動してます。

Yanome Machineというグラム形ポップバンドでシンセ担当してます。

T4Precordsというテクノエレポップ系インディーズレーベルのディレクターしてます。
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子供の頃からなのだが、僕は日本の社会に対してずっと閉塞感を抱いていた。
小学校中学校高校と進むにつれ、その閉塞感は強まっていった。
なぜだろう?と思って、ずっと疑問に思い、本などを読んだり、実際に社会に出てみたりして、その本質を見極めようとしていた。
そこで出た答えのヒトツは、日本の社会は官僚主導型規格大量生産社会であって、経済は自由経済だが政治は完了主導の計画経済型なんだ、ということに気がついた。

この辺についてはやはり堺屋太一氏の見識が秀逸だと思う。
僕もかなり勉強になった。
そう気がつくと、早いとこ官僚機構を一旦解体してくれんもんかいの?と思うのだが、現実にはなかなか壁が厚いようでそう簡単には解体されないようだ。
今も教育問題などで、学校教育が見なおされているが、僕は文部科学省が頑張っている限り教育は良くならないと思っている。
なぜなら文部科学省の唱える教育は「この年齢までにここまで憶えなさい」と、勉強する内容と範囲を官僚が決めてしまうからだ。
このやり方は。昔のように規格大量生産社会まっしぐら日本国総体ではうまく行くだろうが、これから先はもうそのやり方は通用しない。
もう日本は、というか世界は規格大量生産型社会の時代は終わっている。
冷戦の終結でその価値観は崩壊した。
今必要なのは「学ぶ自由」を保証することだと思う。
「学ぶ自由」とは官僚なり先生なりが「〇年生ではここまで覚えれば良い」などと線引きをしないこと。
勉強したければ何時、何をどこまで勉強しても構わない。
中学生で高等数学を学んでもいいし、DNA解析の勉強をしたっていい。
国が決めるのは社会で生きていくのに必要最低限なことを学ぶ機会の保証をするだけ。
今の日本の一番困ったことは、僕は「やる気がなくてもなんとなく生きていられる」そんな社会になってしまっていることじゃないか、と思う。
別の言い方をすると「やる気を出しても報われない」。
やる気というのは、生きようとすることだと思う。
生きようとしなくてもなんとなく生きて行ける社会なんて、先が見えている。
どんな些細なやる気でもいいので、とにかくどこかでやる気を持たないと生きて行けない、そんな、ある意味厳しい社会の方がいいんじゃないか、と思う。
もちろん、厳しい、てのは今の受身な生き方に慣れてしまった現代日本人の感覚であって、社会全体が変われば別に厳しいわけでもなく当たり前になるのだが。
ま、人間てのはその人が今いる環境に流される。
というか、生き物総てが、環境に適応しようとする本能を持っているので、人を変えるには環境を、社会のルールや方針、コンセプトを変えるのが一番なのだ。
「人の心が変われば状況も変わる」ってのも一理あるが、根本的に生き物は総て自ら率先して環境を変えるのではなく、環境に適応しようと創意工夫をするものだ。
だから、人を変えたければ社会環境を変えることだ。
では、社会環境はなによって変わるか、というと、コンセプトと熱意によって変わる。
システムや仕組みは後からついて来る。
ただし辛抱強く熱意を持ちつづける必要があるが。
僕はもういい加減妙な閉塞感やネガティブな社会の雰囲気にはうんざりだ。
世の中を楽しめる要素は沢山あるにも関わらず、まるでこれから先世の中がどんどん悪くなっていくような言説にもうんざりだ。
楽しめる次ぎの世の中を目指して行きたい。そんな風に思う今日この頃。
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